【感想】『君の膵臓を食べたい(住野よる)』で涙腺崩壊した件

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何とも奇抜なタイトル、『君の膵臓を食べたい』
映画化されましたが
グロテスク系かなー・・
それとも、少女漫画チックなのかなー・・
とか思いつつ、
結局映画館に足を運ぶこともないままに
上映終了。

ただやっぱり気になるものは気になり
書店にて思わず手にとってみました。

大病を患っているにも関わらず底抜けに明るい少女・桜良と、
内気で人と接することが苦手、ただ素直な心をもつ少年”僕”の話。
「生死」という思いテーマを扱う
恋愛ものというとありきたりな気もしますが、
そんなことはありませんでした。

最後まで軽快に進む話の中で
自分の生き方について思わず考えさせられて
最後は前向きになれる、そんな話。

特に心に残ったのは
突然の福岡旅行の晩の話。
アルコールを飲みながら「真実か挑戦か」ゲームをした2人。
最後の「私が本当は死ぬことは怖いって言ったら・・」で
初めてヒロイン・桜良の本音がこぼれたシーン。
びっくりするほど明け透けで
好き放題生きている彼女の
初めて弱気な部分が出た場面。

その前に”僕”は
リュックの中に注射器や錠剤、検査器具をみて
彼女は死に向かっている人間であることを
目の当たりにしています。
彼もとても動揺していましたが
読んでいるこちらもはっとさせられ、
動揺してしまいました。
これまで「死が近い」ことを冗談交じりに口にしていた桜良の
リアルな部分が見えた瞬間。

一見すると普通に見える彼女は
実は大きな爆弾を抱えている。
その恐怖がひしひしと
伝わってくるシーンでした。

最後の退院した日のことも
思うことは沢山ありますが、
そこは大きいネタバレになってしまうので・・
自粛します。
まさか、そういう結末を迎えるだなんて
誰が想像できたのだろう。
でも彼女が口にしていた
「明日のことなんてわからない」を
思い返さずにはいられませんでした。

恋愛要素はそこまで強くなく、
どちらかというと「友愛」の話。
2人の掛け合いが楽しくって
おもわずくすっと笑ってしまうところもあり
重すぎない内容であるのが救いです。
それでも、ちゃんと「生死」と向き合う話。

誰だって死ぬことは怖い
でも、当たり前に未来は続くものだと信じて
疑わずに生きている。
でもどんな人にだって
当たり前の明日が来る保証なんてないし
いつだれが死ぬかなんてわからない。
だからこそ
自分の人生は自分が選択して生きることが大事で
私の今もこれからも
自分で選び取っていくものということを
教えられた作品でした。

因みにDVDも出ております。
原作のその少し先の視点からの話のようなので
また違った面白さがありそうです◎

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