大卒文系女子の就職市場における生きにくさを考えてみた

私は典型的な<大卒文系女子>だと自覚しています。
・4年制大学を卒業(それも私立大学)
・学部は社会学部
・性別は女性

まあ学部はさておき、
何も珍しくない、会社勤め人としては
ありふれているスペック。

最近思うのは、
大卒文系女子は就職・転職という機会においては、
他と比べてチャンスが少ない・不利ということ。

まずは「文系」について。
文系の学部というと、一般的に以下のようなものが挙げられます。

・文学部
・経済学部(経営学部)
・教育学部
・商学部
・法学部
・心理学部
・社会学部

他にもいろいろあるけれど。
私の友人に限った話ではないけれど
これらのうちの大半が
金融(銀行・保険)の一般職や
ITや人材、メーカーの一般事務や営業職、
BtoCの会社の販売職に従事しています。

何が言いたいかというと、
法学部だから全員弁護士になるわけでも
教育学部だから全員教師になるわけでもないということ。
(まあ教育学部は教師になる方が多いですが)

だから、何学部に入ってもどの会社にも行ける。
逆に言うと、
会社から見ると私の代わりはいくらでもいる。
他にも大卒文系女子はわんさかいるから。

そうなると、大学の学部っていったい何?となります。
大学の勉強って、ただただ興味関心を掘り下げるだけ?
何に使えるのか、生かせる場所はあるのか?

ただここで、理系だと話は違う。

・工学部
・建築学部
・医学部(看護系含む)
・栄養学部
・スポーツ系の学部
・理学部

技術系の仕事には専門知識が必要で、
そのカテゴリで働くのに必要な知識を身に着けることができる。
確かに「潰しはきかない」とは聞きますが
文系が学部関係なく採用されていることを踏まえると
理系であることは何のハンデでもないですよね。

次に「女性」という点。

例えば、
同じ大学・同じ学部で性格や容姿も似たレベル
性別だけが異なる=男性がいたとします。

私とその男性が同じ企業の就職面接を受け、
企業は1名しか採用しないとします。

その場合、おそらく選ばれるのは男性。

その会社が、女性活躍推進を謳っていて
女性を採用せざるを得ない状況だと話は変わってきますが、
いち労働力で見ると、採用されるのは男性ですよね。

なぜならば、女性というだけで、
企業にとってはまだまだ次のようなリスクがあるから。

1)結婚して寿退社する
  →せっかく育ててもいなくなる可能性がある
2)妊娠・出産で産休・育休を取得する
  →企業にとっては稼ぎ手=労働力・生産力の低下
3)パートナーが異動、退社してついていく
 →(1)に同じ

定年まで働くと仮定したときに
単純に労働力として稼働する時間は
男性の方が圧倒的に多いし、
長く働いてくれる可能性も高い。

最近はイクメンが増えつつあって
個人的にはとても素晴らしいと思っているのですが、
子供を産むのは生態学的に女性しかできないことなので、
産休という職場離脱は避けられない。

誰も、その通りです、とは明言しないし、
今の時代は男性も女性も平等ですよ、と言われるかもしれないけれど、
就職四季報などで、新卒採用人数の男女比をじっくりと見たら一目瞭然。

給料の低い事務職は女性採用が多く、
総合職や、職種の区別を設けていない会社では
男女比に大きな差がある。
これは私がこれから社会人という世界に踏み込むにあたり
一番最初で感じた「違和感」「やるせなさ」でした。
女性は、機会が少ないんだ、と。

私は少なくても、
一般企業で会社員として勤めるには
女性が不利である状況はこの先も変わらないと思っています。

さて、大卒文系女子である私は、
今はまだ「大卒」という肩書が背中を支えてくれていて、
働き手として世間からの需要もある。
しかし、40歳になったらどうだろうか。

恐らく、収入も産休育休の取得有無に関わらず
男性よりは低いだろうし
(女性というだけでまだまだ昇進のチャンスには
 乏しいという現実があります)

一つの企業で長く務めることで得られる
その企業固有の知識は身についていても、
普通に生きていれば、万が一会社がつぶれたときに、
他社で通用するような、
重宝される人材には中々なれないと思います。

こういうことを考えると、
何で高校3年生の時に、もっと身になる学部を選ばなかったのかと
いろいろ悔しくもなるし
(親の反対を押し切って栄養系に行けばよかった。
 栄養士になりたかったのに)

女性に不利な状況の中で、働け子を産めと二重の課題を架してくる
今の世の中にも腹が立ってきます。
(私は女性に生まれてよかったと思っているから
何で女性に生まれたんだ、とは思わない。
お父さんお母さんありがとう。)

ただ、文句を言っても何も始まらない。
大卒文系女性には、大卒文系女子の戦い方があると信じているので
どうにかこうにか自分のスペックを上げていきたいと
思った次第でございます。

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